〈ボクは自分でやるんだ!〉

6月6日(木)午前7時35分〜午前9時20分、トワ(永遠)の散歩。

彼の散歩は、いつも自宅の居間→玄関を出て、私のトントンという合図のもとに、玄関口の階段(4段)を地上まで一気呵成に駆け降りることから始まる。
ところが最近、彼は息子との散歩では、その階段の駆け降りをいささか躊躇し、玄関口に一瞬たたずみがちになった由。
息子は誰に言うともなく呟いたものだ。犬も人間と同じように、注意すべき老化現象は、何よりも足腰に現われるそうだ…、と。

彼は今回、私の前で初めて、問題の現象を呈した。何か階段を降りずらそうに、ぎくしゃくした動作を示す…。
私は思わず、手を差し伸べて、彼を手助けしようと身構える。
この時、彼は少し怒ったように、ウーと小声で唸った。
「〈手助けは無用!ボクは自分で降りるんだ!〉」
この自立心!彼の面目躍如たるものがあった。
私が再び、トントンの合図を送ると、彼は今度は、すみやかに階段を駆け下りる。

井の頭公園三角広場を半周後、神田川遊歩道(井の頭3丁目→井の頭2丁目)を歩き、N動物病院の前→神田川遊歩道付近の路地→「立教女学院」短大門・坂下門前の道路→百歩坂の路を通過して、午前8時半頃に自宅前に戻り、約20分休息する。
続いて、自宅前→平成通り→ジョギング通り→うぐいす通りの経路をたどって三角広場に戻る。
そして広場に着くと即、家路に就く。

・今日の私‐トワが【1時間45分の散歩時間】全体をとおして、いかほどの人‐犬【見知ったそれと見知らぬそれ】に会ったかを調べてみた。
【見知った人‐犬】は、8人‐8頭。
【見知らぬ人‐犬】は、3人‐3頭。