「雑大」

7月5日(土)午前8時過ぎ、息子が私に代わってトワ(永遠)の散歩に出る。

◆ 10:00〜12:00、私は吉祥寺村立雑学大学(略称「雑大」)で講義「日本人とは何か(序説)〜幕末維新期に来朝の欧米人が展開する『日本及び日本人』論〜」を行なう。

「雑大」は1979年10月7日開講。「3タダ主義(授業料・講師料・会場費の無料)」で自主運営の市民大学
私は1か月ほど前に、同大の副学長・大竹桂子さんに依頼されて、当日の講師を引き受けた次第。

講義の要旨:
グローバリゼーションは、ヒト・モノ・カネの世界的な流れとして現象する。
日本における幕末維新期の「開国」の事態は、さしあたり近代以降のグローバリゼーションの進展の一帰結である。
この視点に立って、幕末維新期に来朝の欧米人、主として
マシュー・ペリー(米)、
イワン・ゴンチャロフ(露)、
タウンゼント・ハリス(米)、
カッテンディーケ(蘭)、
ラザフォード・オールコック(英)、
アーネスト・サトウ(英)、
イザベラ・バード(英)の7人に

共通な見解、つまり
・日本の第一印象、
・徳川封建社会は「牧歌的」な世界である、
・日本人は「優秀」である、
・日本人は「嘘つき」である

に焦点を定めながら、
各見解を時間の許す限り、念入りに検討する。

● 今日の東京の最高気温23.3度、最低気温20.1度。