手術→入院

9月23日(火)午前9時30分、息子はトワ(永遠)を連れて、東京動物医療センターに行く(cf.Sep.18、19、21,2014)。
多少の検査を経て、予定どおり午後1時から、M獣医師によってトワの去勢手術―全身麻酔による精巣腫瘍の摘出手術が行なわれる。

手術は約50分を要した。
そのライブ映像を、息子と午後零時半頃に駆けつけた女房が注視する…。
私は何とも残念ながら、所用で午前10時頃に外出のため、その場に立ち会えず!

犬の精巣(睾丸)は二つある。
一般に、それは出生前の胎児の段階では、お腹の中に存在していて、出生後しばらく経つと、鼠径管(そけいかん)を通って陰嚢(いんのう)へと降りてくる(=「精巣下降」)。
ただ、中には精巣が陰嚢内に下降しない、いわゆる「停留精巣(停留睾丸)」〜「潜在精巣」、「陰睾(いんこう)」とも呼ばれる〜を持つ犬もいる。
具体例としては、一つの精巣だけ陰嚢内にあるものの、もう一つがお腹の中か、あるいは腹部の皮膚の下に留まる場合がある。また、精巣が二つとも陰嚢内に下りず、お腹の中や腹部の皮膚の下に留まる場合がある。
この停留精巣は将来的に腫瘍化する可能性が高いといわれる。

トワの精巣の場合、一つは陰嚢内にあり、もう一つは「停留精巣」⇒腹部の皮下に留まる状態下にあった。
今回の手術では結局、トワの精巣が二つとも摘出されるにいたった―。

トワは術後の安全を期して、今夜・一泊入院する。

夜遅く帰宅した私は、息子と女房から「手術はうまくいったようだ」との報告を受けた。
私としては、東京動物医療センターの発する、次のような堂々たる宣言を額面どおり信じるほかはない。
「当院では安全な手術を行うため、手術前の徹底した検査、手術室の衛生管理、最新鋭の設備、安全な麻酔管理、熟練した手術者による執刀、1日の手術件数の制限などを常に実行、どんな小さなことも徹底し、妥協を許さず行っています。」

センターによると、トワの腫瘍が良性か悪性かを判断する「病理検査」の結果は、約2週間後に判明するとのこと。
私としては、それが悪性腫瘍(浸潤・転移⇒「がん」化)でないことを、ひたすら願ってやまない!!

● 今日の東京の最高気温26.4度、最低気温17.7度。