お散歩1時間2分/病理検査

10月3日(金)08:30〜09:32、トワ(永遠)の散歩。

やわらかい青空のあちこちに白雲が散らばる…。
少し暑い陽射しが照りつける…。
時たま涼風が吹き抜ける…。

自宅発
⇢平成通り
→公園東通
井の頭公園“散策路”
神田川遊歩道(左岸)
→“枝道”(cf.June12註,2013)
→“坂道”(cf.May29註,2013)
→平成通り
→公園東通
→百歩坂の路(約20分、木陰に佇む…)
⇢帰宅。

◎ 午後6時、東京動物医療センターに、息子と女房がトワを連れて行く。
M獣医師によって、トワの患部の抜糸が行なわれる。
また、トワの病理検査の結果が判明する(cf.Sep.23,2014)。

「病理組織学的診断書」によれば、
陰睾側の精巣には、精子に分化する生殖細胞に由来する腫瘍が認められます。…今回検索した腫瘍には被膜を超える浸潤が認められませんが、一部で被膜のリンパ管内浸潤が認められます。今回の切除により予後良好である可能性が高いと考えられますが、大型の潜在精巣であったことから、特に腹腔内のリンパ節の状態について経過観察をお勧めします。」
小さい方の精巣には、ライディッヒ細胞由来の腫瘍が認められます。ライディッヒ細胞腫は精巣腫瘍の中でも良性の腫瘍に分類される腫瘍です。今回検索した腫瘍には白膜や脈管への浸潤は認められず、摘出状態は良好です。今回の摘出により予後は良好と考えられます。」

要するに、二つの精巣腫瘍の摘出手術の結果は、総じて「予後良好」と推断されるものの、「陰睾側の精巣」=停留精巣の方は悪性腫瘍の可能性も全否定できず〜転移性がんが絶対発症しないとは断言できない〜、今後(術後)の「経過」を根気強く観察する必要がある―。

午後9時頃、仕事から帰宅した私は、(M獣医師→)息子と女房の報告を受けながら、何はともあれ、ほっと安堵のため息をつく…。
「悪性」かどうかに関する「診断書」の判断は、何か玉虫色の感がなきにしもあらず…。しかし私自身、現にトワの手術後の経過が良好に推移している以上、「余命いくばくもない」問題だけは回避できたと思った次第だ。

● 今日の東京の最高気温29.8度、最低気温21.7度。