無患子

1月17日(火)10:49〜12:02、トワ(永遠)の散歩。

雲一つない青空!
燦々たる陽射し!

自宅発
⇢平成通り
→公園東通

公園東通り沿いで、井の頭公園「公園東通り」側出入口に至る)坂道近辺に、大木が一本そびえている。
それは武蔵野市の「シンボルツリー」に指定されている老木である。この大木を含む地にはもともと木立が密生していたが、2、3か月前に大木以外はすべて伐採された。その跡地の半分で、先月から「井上様邸新築工事」(建築地:武蔵野市吉祥寺南町3-17-4、工事期間:平成28年11月30日〜平成29年4月30日)が始まり、そして来月から残り半分(面積221.67平方メートル)で「清水様邸新築工事」が行なわれる予定である。当の大木は、後者の区域内にある。予定工事期間:H29年2月27日〜H29年9月23日。果たして大木=老木の運命やいかん?
今日の午前11時5分頃、トワと私がその大木の近くを通りかかったとき、2人の老婦が樹下で何かをせっせと拾い集めていた。私は興味深げに声をかけた。「何を拾っているんですか…」「ムクロジの実ですよ」
ムクロジ?」私は一瞬、ムクロジとは何か分かりかね、彼女たちのそばに近寄り、手提げ袋の中を見入ると、そこに見覚えのある「ムクロジの実」がワンサとあるではないか!
私ははたと気がついた。「そうか、この十数メートルもある大木は『むくろじ』だったのか」
大木についた標識に目をとめると、なるほど「大木・シンボルツリー 2549 ムクロジ 武蔵野市」と記(き)されていた。
私の内面世界で生まれて初めて、むくろじ(無患子)という言葉と、その実体(実物)が確かに一体化したのだった―。









むくろじ【無患子】=「夏、淡緑色の小花を円錐状につけるムクロジ科の落葉高木。山地に自生し、庭木にもする。球形の果実は黄褐色に熟し、黒色の種子を追い羽根の玉にする。サポニンを含む果皮は石鹼の代用にされた。」(『明鏡国語辞典 携帯版』初版第1刷・2003年)
【無患子】は読んで字のごとく、子どもが患わ無い、病気をしないという意味。そこには「子が患わ無いよう」、すくすくと元気に育ちますように…との願いが込められている。その硬い種子は、「数珠」に利用される他、「羽根つきの玉」になることでも有名。「羽子板」や「羽根つき」には、古くから「厄払い」や「厄除け」の意味がある。

井の頭公園「公園東通り」側出入口
井の頭公園“散策路”
神田上水
→三角広場の「神田川遊歩道(右岸)」側出入口
井の頭公園三角広場
井の頭公園・夕やけ橋
井の頭公園“散策路”
井の頭公園「公園東通り」側出入口
→公園東通

※私はトワを抱っこしながら、公園東通り⇒<みずき小路との曲がり角から><「公園東通り」側出入口まで>の坂道(下り坂)を下る
→トワはのんびりとした足取りで、「公園東通り」側出入口を通り抜け、“散策路”をぶらつき、神田上水橋を渡り、三角広場の<東半分→西半分(西端の公衆トイレ付近まで)>を歩く
→トワは三角広場・公衆トイレ付近を数分ぶらついた直後にUターン、軽やかな足取りで、≪三角広場・西半分→夕やけ橋→“散策路”→「公園東通り」側出入口≫を歩く
→トワはゆったりとした足取りで、公園東通り⇒<「公園東通り」側出入口から><みずき小路との曲がり角まで>の坂道(上り坂)約30mを上る(cf.Feb.29、Mar.1、2、6、12、30、Apr.3、May4、Jun.25、Oct.12、19、Dec.31,2016、Jan.16,2017)。

→平成通り
⇢自宅前(約5分、前足+後足のマッサージcf.Feb.27,2015、Dec.31,2016、Jan.16,2017)
→帰宅。

◎「Kawakatsu宅」の新築工事205日目(cf.Mar.13、15、Apr.28、Sep.19,2016、Jan.16,2017)。

◎「Chino宅」の新築工事122日目(cf.Jul.9、10、Dec.25,2016、Jan.16,2017)。

●今日の東京の最高気温10.9度、最低気温0.7度。