ささいな発見!〜イールと会う〜

5月22日(水)午前9時頃〜午前11時10分、トワ(永遠)の散歩。

井の頭公園三角広場を半周後、神田川沿い遊歩道を歩く。しかし、夕やけ橋(三鷹市井の頭3丁目)⇢神田上水橋(同)⇢あしはら橋(三鷹市井の頭2丁目)まで行ったあと(いつものように三鷹台駅まで行かず)、三角広場にUターンする。この間、約20分。
以後、もっぱら広場で例のとおり、歩行と休息のパターンを何度も繰り返す。この間、約1時間50分。

歩行の途中、名前が「イール」(eel=うなぎ)という雌の黒犬(12歳)と初めて会う。
イールは小型犬ながらも、なかなか精悍で、利かん気が強く、あちこちを目まぐるしく敏捷に動き回る。トワにも私にも細心の注意を怠らず、接近したり、離れたり…。
飼い主の女性Sachiに聞けば、ミニチュア・ピンシャーなる一種の猟犬だとのこと。

トワはしばしの間、イールに強い関心を示し、その後(あと)を執拗に追いつづける。
私は一瞬、トワは初物食いかな…と思ったものだった。

帰宅後、ミニチュア・ピンシャーのことが気にかかり、物の本に当たってみると、

ミニチュア・ピンシャー(Miniature Pinscher)は200〜300年前にドイツや北欧の国々で小害獣駆除を目的として飼育されていた中型の犬種ヘル・ピンシェルを小型に改良固定したものである。
ヘル・ピンシェルはドーベルマン・ピンシャーの祖先としても知られる犬種である。
ミニチュア・ピンシャードーベルマンと体形が似ているため、ドーベルマンのミニチュア犬と思われている事が多いが、犬種の歴史ではミニチュア・ピンシャーの方が古い。」
「小型犬ながら番犬としても有能で、アメリカでは車の盗難防止のための見張りとして用いられたこともある。機敏で活発、大胆で気性が荒く、自尊心が強い。自分より大きな相手でも恐れを知らず未知の人物にはすぐさま警戒態勢をとる。知らない人や犬を警戒し吠えることが多い。」

なるほどネー!イールはまさしくミニチュア・ピンシャーそのものだった。
私は今まで、犬の起源〜人間によるオオカミの家畜化(=馴化)〜の問題はともかく、犬種〜人間によって創出された様々な犬の品種〜という、人間による「犬」生命体の差別化の問題にはまるで関心がなかった。
しかし今回、イールを介して、はっきりと思い知らされた。
犬種間における形質差・多様性のありようは、一定限度、多角的に考察される必要がある、と。 

● 午前11時半〜、トワの朝食。

● 午前11時50分頃、朝食兼昼食。雑煮うどん(我流)+のり巻き。

● 午後1時〜、自宅1階の和室の掃除。

● 午後2時半〜午後3時半、昼寝。

● 午後4時〜、自宅2階の浴室の掃除。

● 午後6時半〜、夕食はピザハット吉祥寺店からの宅配ピザ。女房と一緒に食す。

● 午後9時〜、息子によるトワの散歩。

● 午後9時半〜、自宅地下室の書庫の整理。