『ドクトル・ジバゴ』鑑賞

◆ 6月24日(月)午後8時30分頃〜、
実家=自宅[札幌市の円山(まるやま)の麓]で、
ビデオ映画ドクトル・ジバゴ』(Doctor Zhivago)
(1965年のアメリカとイタリアによる合作映画、デヴィッド・リーン監督、上映時間197分)
を、約21年ぶりに観る(3度目の鑑賞)。

ロシアの文豪ボリス・パステルナークの同名小説を映画化した長編大作。
時はロシア革命前後の動乱期。
純真な誠意にあふれた医者ジバゴ(俳優:オマー・シャリフ)を主人公に、ラーラ(俳優:ジュリー・クリスティ)とトーニャ(俳優:ジェラルディン・チャップリン)という2人の女性へのひたむきな愛を通して、波瀾に満ちた生涯が描かれる。
人生の軌跡を、多彩な登場人物を交えながら、時代のうねりと共に描く壮大な一大叙事詩
モーリス・ジャールによる挿入曲「ラーラのテーマ」が有名。第38回(1965年)米アカデミー賞で5部門を受賞。

私がこの至高の名作を初めて観たのが大学生時代の1966年、そして2度目に観たのがソ連崩壊後の1992年。
1966年当時、大学生の私は友人のNと、同作を題材にしながら、そもそも「ロシア革命とは何か」について、激しく意見を戦わしたものだった。