隣家の全面改装工事

自宅近辺の家の解体→新築は、2014年12月から始まり、いま現在に及んでいる。

(1)Yamamoto宅解体工事(cf.Dec.8,2014)→Koyama宅新築工事(cf.Sep.14&18,2015→2015年12月29日完工)+Chino宅新築工事(cf.Jul.9&10,2016→2016年12月23日完工予定)
(2)(Yamamoto宅と隣り合う)Oishi宅解体工事(cf.May7,2015)→Kawakatsu宅新築工事(cf.Mar.13&15,2016→2016年9月18日完工予定)

この間約1年9か月、わが家および隣近所は、工事をめぐる諸問題に〜工事を施工しない「更地」(不動産の物件)期間があったとはいえ〜何やかやと振り回されてきた。
何よりも直接的に問題なのは、工事に伴い発生する騒音・振動・粉塵・駐車などに、いろいろと神経を使わざるをえないことだ*1

上記(1)(2)の現場は、わが家から通り一つ挟んだ向こう側にある。
工事現場の特に騒音および振動は、“受忍限度”*2を超えるものかどうか。この点、自宅の場合はともかく、少なくとも?の右隣りの住人、Yamadaさんの場合は、「うるさくて、マイリマスわ!」とのこと。
彼女は八十を過ぎてなお矍鑠と元気なお婆さん(女性)! 20年ほど前にご主人を亡くし、木造モルタル2階建ての家(築約32年)で一人暮らしを続けている。ここ10年ばかり、近くのスポーツクラブに通い、プールで泳ぐことを変わらない日課としている。
先日、久しぶりにお会いした折、彼女は率直に語っていた。「工事で、あたりが騒々しいから、日中はほとんどスポーツクラブで過ごしていますわ」と。

ところで、今日の午後2時頃のこと。
東京ガスモデリングのマンションリフォームマネージャー・Ikenoue某が1枚刷りの文書「近隣にお住まいの皆様へ 工事のお知らせ」とタオル1本を持って来宅する。

この度、三島様邸にて下記のとおり工事を実施させていただくことになりました。
工事中は騒音、駐車等でご迷惑をおかけする場合があるかと思いますが、工事には細心の注意を払って行いますので、何卒ご理解の上ご容赦下さいますようお願い申し上げます。
また、お気づきの点がございましたら、下記までご連絡下さいますよう併せてお願い申し上げます。
工事場所:三島様邸
工事内容:全面改装工事
工事期間:9月5日〜12月27日(日、祭日を除く)
工事時間:9:00〜18:00
施工会社:東京ガスモデリング リヴィングモア東京西
住所:(略)
電話:(略)
ホームページ:(略)
担当:(略)
・工事につきましては、天候等により多少の変更もございますので、予めご承知くださいますようお願い申し上げます。
・9月5日〜11月28日くらいまで特に音が出ますので、予めご承知くださいますようお願い申し上げます。

Mishima様邸の「全面改装工事」が行なわれる!
実は工事場所のMishima様邸とは、わが家の隣家(左隣りの家)のこと。
私が1993年に武蔵野市吉祥寺南町3丁目の当地に転居したころ、その戸建て住宅はある会社(or S社長個人?)の持ち家だった。
そこに93年以降、S社長の親戚筋にあたる男子学生が数年(5、6年?)住み、続いてS社長の息子夫婦が10年前後住んだ。そして、ここ6年ばかり、そこは同社の管理下に置かれた空き家でありつづけた。

ところが、去る3月頃、当の隣家が青山リアルエステートから「中古一戸建て」の物件として売りに出された。

吉祥寺南町3丁目〜井の頭公園」まで徒歩圏の緑溢れる閑静な住宅街
○土地の面積:165.34平方メートル(50.01坪)
○建物:1978(昭和53)年12月築の木造瓦葺き2階建て(5DK)
○価格:9490万円 …

そしてIkenoue某によれば、今月上旬、この不動産物件の売買契約がMishima様との間で急きょ成立し、きょう8月31日にいたったとのこと―。

よりによって隣家の改修工事に出くわすとは!
それにしても、向かいのKawakatsu家とChino家の新築工事に加えて、今度は自宅から最も間近い左隣りのMishima(三島勝則)家の解体ならぬ“全面”改装工事(=大規模な模様替え)の事態を避けて通れぬ以上、私としては耐えがたい精神的な苦痛に決してさいなまれることのないよう一心に願うばかりである。

*1:作業音⇒騒音といっても大きな音とは限らない。小さな音でも長時間繰り返される音、重低音で響く音、気分が悪くなる汚い音もある…。

*2:受忍限度(じゅにんげんど)とは、騒音、振動、煤煙などによる環境権、あるいは人格権の侵害や公害訴訟において問題となるもので、一般人が社会通念上、がまん (受忍) できる被害の程度を指す。この範囲内であれば不法行為は成立せず、損害賠償や差止めは認められない。