抱っこの、お散歩48分〜オジーと会う〜/自宅点滴

12月14日(木)12:22〜13:10、トワ(永遠)の散歩。

雲一つない薄藍色の空!
燦々とした日の光!
肌寒い風が吹き過ぎる…。

今朝未明、午前2時〜4時頃、トワは3度、激しい嘔吐を繰り返した。私と息子は交互に、その後始末に追われた―。
今日の散歩はどうしたものか…と一瞬逡巡しつつも、やはり外に出て刺激を受けることは年老いた愛犬の健康に不可欠と思い直し、陽射しが少し暖かになった正午過ぎ、やおら散歩に立つ。

私はトワを抱っこしたまま、自宅を出、≪平成通り→公園東通り(途中で1度小休止)≫を歩き、井の頭公園「公園東通り」側出入口を通り越し、井の頭公園“散策路”に出る。
トワは昨日同様、路上に身動きもせずに立ち尽くす…。
それでは…と、私は再びトワを抱っこしたまま、いつもの散歩ルート【散策路→神田上水橋→三角広場の「神田川遊歩道(右岸)」側出入口→三角広場の全域<東半分→西半分(西端の公衆トイレ付近まで)>】を、途中で4度の小憩をとりながら、一歩一歩ゆっくりと進む。
公衆トイレ付近に私の胸から下り立ったトワ。いつもなら、この三角広場の西端から家路に向かう段になると、彼は何かしら身内に元気が目覚めてきて、時と場合によって足取りに遅速があるにせよ、少しも立ち止まることなく、三角広場の<西半分>を引き返し、目当ての自宅への帰路を急ぐ。今日は果たして、どうか?
トワは黙然として、当の公衆トイレ付近の場所を動かなかった。棒を呑んだみたいに、つくねんと突っ立ったまま…。
私は又もやトワを抱っこしたまま、復路(三角広場<西半分>→夕やけ橋→散策路→「公園東通り」側出入口→公園東通り→平成通り→自宅)を急ぐ―。

※午後零時56分、トワを抱き、急ぎ足で「公園東通り」側出入口を出て坂道を上る途中、ジー13歳の雄のフレンチ・ブルドッグ)と散歩中の「愛らしい声が魅力的な中年女性」に初めて会う。
彼女との短い立ち話:
彼女「…三角広場でお見受けしましたよ。ずいぶん親身になってお世話していることが遠目にも分かりました…」
私「トワはまもなく16歳半で、老犬もいいところ、おまけに腎不全で、病状が末期になっているんです…」
彼女「オジーも13歳、だいぶ足腰が弱ってきました。…愛情あふれる飼い主さん育てられて、トワちゃんも幸せですね」

◎午後11時頃、息子はトワの自宅点滴を行なう。昨日の動物病院で獣医から教わった手ほどきに従って―。
私は所用で外出中のため、女房がいくらか手伝う。今後、原則として毎夜、自宅で皮下点滴を行なうとのこと―。

●今日の東京の最高気温10.1度、最低気温1.6度。