『リンカーン』鑑賞

映画「リンカーン」

4月26日(金)午前9時ごろ、トワ(永遠)と散歩に行く。

天気は晴れやかながら、彼の苦手な暑さが徐々に加わってきた感がある。
彼は1時間余り、井の頭公園の「三角広場」を幾度となく行ったり来たりする。
20分ばかり、「夕やけ橋」*1のたもと(三角広場側)の木陰に悠々と寝そべりつづける。
そして40分ほど、吉祥寺の市街をぶらぶらして、午前11時ごろ帰宅する。

◆ 12:55〜15:35、映画館・吉祥寺オデヲンで、リンカーン(原題:Lincoln、上映時間150分)を観る。

本作はスティーヴン・スピルバーグ監督による、第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンの伝記ドラマである。

奴隷制の撤廃を現実的なものにし、泥沼化した南北戦争終結させるため、憲法の改正(「合衆国憲法修正第13条」の議会での可決)に挑むリンカーンの飽くなき闘いが重厚なタッチで描かれている。
主演俳優ダニエル・デイ=ルイス(1957〜、ロンドン生まれ)は、理想と現実の相克に<大統領・父親・夫として>苦悩するリンカーン像を存在感豊かに見事に表現している。



この映画で私が一番強く関心を持った点は、個性きわだつ人間リンカーンの、“すべての人間は自由であるべき”という理想に燃え立つ正義漢タイプの一面よりも、その理想を貫くためにさまざまな策もいとわない現実主義者的な一面だった。

●午後3時50分ごろ、吉祥寺あさひ病院に行く。
4月10日(火)夜半から翌日にかけて、頻尿症(排尿の回数が通常より著しく多くなる症状)を呈した。
私の場合、頻尿症は1年半ごとに起き、今回が3度目だ。慢性の症状といえる。
12日午前中、同病院泌尿器科で受診し、尿検査を受けた。結果はこれまでと同様に、前立腺が細菌による感染症にかかったとのこと。処方として、感染症を治療する抗生物質クラビット錠)が7日分(1日1回・昼食後1錠服用)、漢方薬セルニルトン錠)が2週間分(1日3回・毎食後2錠服用)投与された。

2週間ぶりの今日の尿検査によれば、どうやら症状が治まったとのこと。「今後はしばらく漢方薬のみを服用して、様子を見ることにしましょう」とのY医師の言。

*1:夕やけ橋は、神田川の上に架けられた、井の頭公園の三角広場と同園の散策路(=舗装道路、三角広場外)との間にさし渡された橋である。全長15mぐらいの小さな橋である。