『刑事たちの挽歌〜警視庁捜査一課「ルーシー事件」〜』を読む

5月9日(木)午前9時40分〜11時40分、トワ(永遠)の散歩。

2時間かけて、井の頭公園・三角広場の園内のみを、ノンビリ、ブラブラ散歩する。

● 午後2時半〜午後4時半、ゆったりと昼寝する。

◆ 午後7時頃から、「すき家井ノ頭通り吉祥寺店で夕食をとりながら、午後9時半頃まで、読書に耽る。
高尾昌司『刑事たちの挽歌〜警視庁捜査一課「ルーシー事件」〜』(文春文庫、2013年4月)。昨夜から読み始めた本だ。
ルーシー事件とは、2000年7月、神奈川県逗子市でイギリス人女性のルーシー・ブラックマン(Lucie Blackman)が韓国系の男性により強姦されて死亡されたとされる事件。
私はこの事件の背後に潜む社会的な問題に格別な関心を持ちつづけてきた。

2005年、イギリスの『タイムズ(The Times)』が、事件の容疑者は元在日韓国人(金聖鐘)の帰化日本人(織原城二)であると報じた。
日本メディアでは容疑者の名前・写真も報道されることなく、海外メディアではその実名・実像が報道される…。
それは、日本のメディアと「在日韓国人」との関係が端的に問われる事件となった。

ルーシー事件の重い闇、深い病巣を、私たち日本人はどこまで剔抉することができるだろうか。それは、少なくとも「世界の中の日本及び日本人」を生涯のテーマとする私にとって、重大な示唆に富む事件にほかならない。

● 午後11時半頃から翌日午前1時頃まで、今度は自宅で前掲書を読みつづける。